厨房屋のオヤジは話好き・・

地元はもとより全国の飲食店様とのあれやこれやの徒然草ですが、今年で74歳になりまして家族中に年寄り扱いされてます・・

しまいにオッちゃんは怒るぞゥ~

小生は健康の為とカミさんにお尻を叩かれて


毎日近所を歩き回っておりますが、先日に近所の



同級生の和食処の大将と逢いましたので、神社の


石段に座って話し込みました・・





「要請を守ってと言う訳では無いけど、お客さんが
来て貰えへんので今は休店してるんやで・・」



「大変やがな・・ 昼時だけとか夕方から8時頃迄
とかお持ち帰り弁当なんかで頑張れへんのか?」




「それでもアカン・・ ゆっくり店で食事して頂く
スタイルやったし、出来立ての美味しい和食を
食べて貰うのが嬉しいのが本来のワシの仕事や・・
弁当は作っても買って貰えるかどうか・・店を開け
てても電気代は要るし、ましてや品書き通りのもんは
出さなアカン・・ 仕入れても無駄にばっかりなって
しもうとるんやで・・それやったら店を閉めてる方が
出ていくお金も少のうて済む・・ 勿論入って来る
お金は全然ないわ・・せやけど自分とこどうや?」




「いやいや僕らも飲食店様が大変なら我々は全然
駄目で、大将の店の予約キャンセルと一緒で・・
これまでの見積りさせて貰った分の半分以上は予算
の都合がつかなくなって購入延期となってるで・・」



「フーン、わしとこだけと思とったけど違うんやな・・」



「皆そうやで!小さい子供まで辛抱して頑張ってる
のに我々が気合を入れんと世間様に申し訳ないで・・」



「ワッはっは、せやせや頑張ろな・・ 意地でもな・・」



こんな調子の関西弁丸出しでの会話でしたが


手を振って別れた帰り路で、通りの家の二階の


窓から小さな女の子が遠くを見ています。



つぶらな瞳には何が映っているのでしょうか・・


こういう一般のおうちのお父さんやお母さんや


子供たちも大変なのです。



早く何とかならんのか!自分では何も出来ませんが


心の中で 「しまいにオッちゃんは怒るぞゥ~!」 と


叫んでおります厨房屋の白髪頭のオヤジです・・













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京都紫野厨器特販
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