厨房屋のオヤジは話好き・・

地元はもとより全国の飲食店様とのあれやこれやの徒然草ですが、今年で74歳になりまして家族中に年寄り扱いされてます・・

その名はブー・・

10年ほど前の我が家には猫がおりまして


二番目の娘の友人が引っ越し先に連れて



行けないとの事で頼まれて飼う事になった


もので、名前はブーと言いまして、真っ白な


チンチラのシルバーで中々の男前でした。



本名は別に有るとの事でしたが世を忍ぶ


仮の姿と名前と言う事でブーと呼んでました





可愛い箱入り息子でした・・



私は狩猟をしておりまして、猟犬のポインターを


何時も何頭か飼育しておりまして、家族には



犬臭いと何時も怒られておりましたが、ブーは


人間にはあまり懐かず、自分以外の動物は



大好きな様で、大型のポインター三頭には何時も


愛想を振りまいており、庭に出没するイタチには



縁側のガラス戸越しに3センチの距離で見つめ


合っていたり、はたまた犬臭いと家族に嫌われて


おります私には一番懐いておりました・・



私が半日留守にして帰宅しようものなら鳴き


喚きながら足元から肩迄よじ登って頭を


擦り付けまくって甘えます・・



『寄る子は可愛い』とは申しますが、そうなると


私も情が移り、よく抱いてやるのですが、不思議と



仰向けでは絶対に抱かせてくれませんで、何時も


頭か体を上にして抱かれておりましたが、これは


この猫の種類の癖の様なものでしょうか・・



何年か経ちまして何時も元気なブー君でしたが


少し調子が悪い様で行きつけの獣医で診て貰うと


肺がんとの診察結果でした・・



出来るだけの事はと思い、無菌の酸素室などを


用意し、二日に一回は獣医に連れて行きました



しかしある日の夜中に家族の見守る中、10数年の


生涯を閉じました・・



動物専門葬儀社で火葬して貰い、近所の猫寺に


葬ってやりましたが、あの世でブー君は元気に


仲間とブーブー言っている事でしょう・・



私も歳ですから近い将来に亡くした愛犬達と


逢えるのを楽しみにしておりますが、ブーと



逢うのもまた楽しみです。きっと逢えばまた喚き


散らしながらまた足元から這い上がって肩の上で


頭を擦り付けまくってくれるのでしょうか・・











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