先日に和食処をやっております同級生と


久し振りにゆっくりと話をする事が有りました。

「わしは自分で始めた商売やし、いつ閉じても
誰にも気を使う事はあらへんけど二代目とか
三代目になると中々自分の代ではやめにくい
もんで大変やろなァ～」


「何や、やめよかと思とんのか？」



「もう歳やし、倅も勤め人やし、わしで終わりや・・
最近は根も続かんしカミさんもしんどい言うとる
しなァ～、もうアカン」



「そらお前とは幼稚園からの付き合うて６５年も
経っとるしボチボチかも知れんけど歳には勝てん。
でもちょっと寂しいなァ～」

「アホ！誰が辞める言うたんや！やめへんで！
最近は、これは家で食べた方が旨いと言うような
店が多いやろ！　わしはそんなん嫌いやねん・・
御蔭さんで自分の店で、家賃も要らん・・値段も
抑えて旨いもんを食べて貰う様にしてる！
高かったら旨いのは当たり前や！それでまずいと
最低やろ！安くて旨い！これがわしのモットーやで。
簡単にはやめられんわな・・　反対にお前も７０歳に
なって何時までやっとんねん！」



「放っといてくれや・・わしもお前に負けんくらいに
好きでやってるねん！」


同級生とのコテコテの関西弁の会話です・・



白髪頭の厨房屋のオヤジも益々久しぶりの


旨いお酒がまわって、この後も大変でした・・

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